自信のない私が好きな服を着るようになるまで
私は今でこそイメージコンサルの仕事を始めようとしていますが、それまですごく自分に自信があったとかはあまりありませんでした。
ただ、普通に自信がない自分から、自信のある自分に変わりたい!と思っていた普通の女子でした笑
「太ってたし、ダサいし、もじゃもじゃ頭だし」超自信がない学生時代
私は小さい頃可愛がられていました。
だから、小学生3年ぐらいまでは可愛がられるのが普通だと思っていたし、周りとの接し方がよくわからないながらにも、周りに友人がいたので不自由はありませんでした。
そんな私でもコンプレックスがあって、それが髪の毛でした。
天然パーマで、親には「ブロッコリー」と言われるし、さらさらストレートではない自分のモワモワした髪が嫌いでした。
私の髪は太い・硬い・多いって感じで笑
本当に小さい頃はブロッコリーだし、短くすると硬くて強過ぎて、重力に逆らってテッペンが膨らむし、最悪でした。
母親似の髪ではあったものの、母親もそこまで強い髪じゃなかったので、「なんで私だけこんな・・・」とずっと思っていました。
そのころの服は、祖母が作ったらしいカラフルで可愛いワンピースを母親に着せられていました。
最初は何も考えていなかったのですが、ちょっとずつ「めちゃくちゃ目立つし、こんなもじゃもじゃ頭の私では似合わない」と思っていたし、みんなと一緒じゃないことに不安で渡された服は少しずつ着なくなりました。
その代わりに、兄が大好きだったので、兄に近づきたくてちょっと男の子っぽい格好をよくするように
でも、その頃の私はセンスが微塵もないから全身真っ黒とか、そんなふうに服を着ていました笑
しかも、小学5年生ぐらいから思春期になり、第二次性徴のタイミングでめちゃくちゃ太り、コンプレックスがさらに増えます。
ダサいし太るし、もじゃもじゃだし
最初は「昔は可愛がられてたし痩せれば・・・」と思っていましたが、なかなか痩せられなくて、自信がなくなって、私はどんどんネガティブになっていきました。
服もどうにかあるものでオシャレになれないか考えていましたが、塾では悪口いう同年代の子もいるし、私は努力しても無駄なのかなあと思うようになりました。
コンプレックスを手放して、少し自信を取り戻す
中学までは太っていたのですが、高校に上がるタイミングで第二次性徴が落ち着いたのと、家にあって無限に食べていたお菓子・ジュースをやめて適度に散歩で運動するようになったらスルスルと痩せていきました。
高校に上がるときには、それなりに軽くなっていて、ホッとしながら高校に通い始めます。
でも、痩せたところで髪の毛の問題は変わっていなくて笑
なんとかドライヤーとか、アイロンでまっすぐ伸ばせるなら伸ばしていましたが、雨になるととんでもなくもじゃもじゃに
私の髪はどちらかというと、くるくるというより大きいウェーブをするような髪で人によっては「天然のウェーブじゃん!」なんていうけど、そんなの手懐けられたらの話で、そんなうまくセットできるわけがなく。
どうしたらこの髪の毛キレイになるんだろう?と思ったときに、美容院で縮毛矯正というものがあることを知りました
髪の毛がまっすぐになるの!?と、私は心踊らせながら、その頃の私からしたら超高かったけどできるだけ安くできるところを見つけて美容院に行きました。
すると、キレイに伸びて、憧れのさらさらストレートに感動しました。
今に比べてその頃の技術を考えると、まっすぐ伸び過ぎの縮毛矯正ではあったんですが、それでも私は大満足
普段感じたことないサラサラの髪の毛に、その日はずっと指を通して喜びを噛み締めていました笑
服ももっとオシャレになりたいからと、安いブランドを見て買ってみたり努力をしていました。
おかげで、ちょっとずつオシャレも改善していき始めて、友達からは「お買い物上手だね〜」と言われてちょっと舞い上がるように
当時はアメブロが流行っていた時期で、私も文字を書くのが好きだったから、ブログをよく更新していました
そしたら変な男性から連絡もらったりして、会いたくはないって返すとキレられて、みたいなことが何度かあって
ああ、ストレートにするだけでこんなふうに世界が変わるのか、と思いました。
リアルでも少しモテるようになって、自分が誰からも必要とされなかった気がしていたのがちょっと変えるだけでこんなふうになるのかと、満足感が戻ってきて「私はこのままでいいのか」と納得することができ始めました。
どんな可愛い子でも、自信がないのかと知った
高校の2年の時に、私は自分に自信がなかったのがちょっと落ち着いたからか、周りの子に目が行くようになりました。
個人的には、当時のクラスの女の子は可愛い子が多くて、みんな素敵だなあと思っていました。
そんな中、ある日クラスの女の子になんとなく「〇〇ちゃん、可愛いよね」と前々から思っていることを伝えました
正直、そんなの言われなれているだろうと思うぐらい可愛かったので、「ありがと〜〜」ぐらいの感じで返ってくると思っていました。
しかし、予想とは裏腹に「えっっ」と驚いた顔をされて、ドギマギしながら目を泳がせ、なんて返そうかオロオロしていて
「そんなに動揺する!?」とびっくりした反面、「こんなに可愛い子でも自信がないのか…」と思いました
そして、性懲りも無く似たようなことを他の女の子にもやってみたら、その子はもっと動揺して目が合わなくなってしまって、いっそ申し訳ないなと思いました。
そのとき「どんなに可愛くても自信がない子って山ほどいるんだな」と感じて、高校2年の私はその子たちに自信を持ってもらいたくて可愛いと言いまくるようになりました笑
クラスの子達からは「またか」みたいな顔をされていましたが、いくらでも伝えようと毎日のように伝えていたのを覚えています笑
再び自信がなくなって「可愛くなりたい」を毎日3回言うように
そこから私の自己肯定感は並程度に保たれたかというと、そんなことはありませんでした。
実は、つい最近まで自己肯定感が下がり、1日3回以上「可愛くなりたい」と口癖のように言っていました。
その原因は、めちゃくちゃ明確で、大学の時にお付き合いした人とのことがきっかけでした
大学1年の時「私はこのままでも私には私の魅力があるな」と本当に思っていました。
なので、誰かとは距離を置くとかもせず、仲良くなりたい人とは男女誰とでも仲良くしていたし、嫌な思いをしたら距離を置いていたし。
宗教の勧誘された時も「私には私の魅力があると思っているので!」と笑顔で断ったことを今でも鮮明に覚えています
そんな私は、大学1年の時に1つ上の先輩とお付き合いすることになりました。
しかし、その先輩は捻くれ者で、お付き合いしたての頃になんの話をしていたか覚えていないのですが付き合ってすぐの頃に「可愛いと思ったことないから」と言われました。
今でこそ、それは照れ隠しだよなとわかるんですが、当時は違いました。
その瞬間はなんでもないふりをして「なんだこの人」って思うぐらいでした
しかし、しばらくすると、その言葉が脳内で反響するようになって、気がつくと「可愛くなりたい」が口癖に
そこから10年近く経った今でも鮮明に覚えているぐらいショックだったみたいで、口癖は最近までずっと続いていました。
私は、そこからその先輩の好みを聞いて、好みに近づけるようにメイクを勉強したり、好きそうな服を選んで買ってみたりして努力をするようになりました。
不思議なことに彼とのお付き合いは長く続きました。
自分に素直になって可愛い服を着たいと思った
2年ぐらい付き合った頃、「別に無理に合わせなくてもいいよ」と彼氏に言われました。
彼はよくコロコロと意見が変わったり、他の人に感化されて意見を変えたりする人だったので、洋服についてもそうだったんだと思います。
心の片隅には「可愛いと思ったことない」の言葉があるものの、それなら信じて好きな服を選ぶかと思いました。
ただ、長いこと自分の着たい服を選んでいなかったので、自分の好きな服ってなんだろう?と思いました。
しかし、ここでなぜか幼少期の祖母が作ったらしいカラフルな服達を思い出しました。
私は周りから浮くからとか、兄に好いてもらって、近づきたくて、メンズっぽい服を選ぶようになって着なくなったけれども、そういう可愛い服が本当は好きだったし、興味があったけれども似合わないなと選ばなくなったのかもしれないと思いました。
そこから、いろいろ調べていると可愛い服のブランドを発見しました。
そこで可愛い服を見に行って、試着してみたときに「あれ!?思ったより悪くなさそう!」と感じました。
そこから、目に止まって心が踊るような、自分が着てみたいと思う好きな服を着るようになりました
次回:ダサい私が顔タイプ診断に出会った話
今回は自信のない私が好きな服を着るようになるまでのことを書きました!
次回は、社会人になった私が診断と出会って感動するまでの話を書いていますので、よければ続きも読んでみてください!
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